エネルギーハーベスティングを応用した無線通信技術分野で世界先端の開発を進めている会社であるEnOceanは、製品ポートフォリオに新しく周波数2.4 GHzのBLE対応無線通信モジュールを発売開始します。従来のEnOceanプロトコル通信向け周波数帯域1 GHz以下とZigBee無線である2.4 GHz周波数帯域対応の製品群に新たに2.4 GHzのBLE無線通信モジュールが追加されることになります。2.4 GHz-BLEスイッチモジュールPTM 215Bは、NFC機能を実装しており、この機能のより無線通信開始時あるいは通信条件変更時のティーチインなどの条件設定が大幅に簡素化されます。PTM 215Bは、EnOceanの従来のスイッチモジュールであるPTM 21xのフォームファクターを採用しており、既存の多くのスイッチへ入れ替えることができます。PTM 215Bはさらに、スイッチのハウジングも含んだ最終形態であるホワイトラベル製品としても発売予定です。EnOceanのこれら新製品の活用によって、スイッチメーカー、照明メーカー及びソリューションプロバイダは、スマートハウスや照明制御用途などへ電池が不要でメンテナンスフリーである信頼性の高い無線センサーソリューションを短期間にしかも容易に開発できるようになります。

2.4 GHzのBLEスイッチモジュールおよびホワイトラベル製品が今後EnOceanの製品ポートフォリオに新たに追加されることになります。世界の無線通信の潮流としてBLE対応は益々意義のある技術となりつつあり、EnOcean GmbHは2.4 GHz-BLEモジュールを上市し市場動向に即応します。2.4 GHz-BLEモジュールの他、BLEを応用した照明システムに適合したBLE対応のスイッチ製品も同時に供給開始致します。

これによって、例えば、2.4 GHz周波数帯域を利用しているBLE応用システムメーカーは、電池不要の無線スイッチやコントローラーを容易に開発でき、エネルギーハーベスティング技術を取り入れた製品を自社のポートフォリオに新たに追加できます。PTM 21xスイッチモジュールは従来のEnOceanのフォームファクターと全く同じであるため、スイッチあるいはコントローラ―メーカーは従来のPTM 21xスイッチモジュールを入れ替えるだけで、スイッチを押す動作からエネルギー変換し無線通信を行うメンテナンスフリーのBLEシステムを使用することが可能になります。

<penoceanのceoウォルト・シスケンズは、「弊社の製品ポートフォリオにble対応の無線モジュールを追加したことによって、モノのインターネット>

EnOceanのNFC機能搭載2.4GHz-BLE対応無線スイッチモジュール

無線スイッチモジュールPTM 215Bは、無線周波数が2.4 GHz帯域のBLE通信モジュールですが、現行のモジュールと寸法上完全な互換性があります。そのため、スイッチメーカーは多種多様な既存のスイッチデザインの設計変更が不要です。従来のPTM21xのモジュールをPTM 215Bと入れ替えるだけの作業で済みます。PTM 215B にはNFC機能が搭載され、無線通信開始時の設定に必要なティーチイン作業がNFC対応機器と接触させてることにより可能となり(手動設定が不要となり)非常に容易になります。また、NFCを介して通信条件パラメータの設定変更も容易にできます。例えばプロトコルデータの変更やグループ属性等の付加情報を転送し変更することも可能になります。従って新しい機器を容易にかつ迅速に既存システムに統合できるようになり、システム設定トラブルなどによる問題発生率を大幅に削減できます。

EnOceanの2.4 GHz-BLE製品のポートフォリオは無線通信スイッチモジュールのほかにも、2チャンネル及び4チャンネルのロッカースイッチといったホワイトラベル最終製品を含まれます。

また、2017年にはスイッチモジュール以外にソーラーセル発電(室内照明などを利用)で駆動するBLE対応センサーモジュール、例えばドアセンサーや窓センサー、温度/湿度センサー、照度センサーも追加される予定です。

電池不要のインターネット

EnOceanは、エネルギー自律型無線センサーネットの実現に向け、エネルギーを周囲環境から取得するエネルギーハーベスティングによる無線通信技術の開発を行っております。運動、光、温度差等から電気エネルギーに変換する小型のエネルギーコンバーターとエネルギーハーベスティングに適したエネルギー管理システムにより動作する複数の無線規格(EnOcean、ZigBee、BLE)に基づく無線モジュール及び製品を提供し、電池不要でかつメンテナンスフリーのIoT機器間の通信の実現に貢献しています。また、EnOcean技術の活用によりビルオートメーション化が容易に実現でき、エネルギー効率の向上に寄与し、配線不要でかつ無線通信技術により設計自由度が高くなるため設置・導入時間およびコストの大幅な削減が可能となります。